大型AGV向け 旋回機構付きドライブモーター導入事例

導入の背景

物流施設での自動化ニーズが高まる中、10tクラスの大型AGV(無人搬送車)の開発において、お客様は既存の国内メーカー製品では実現できない要件に直面していました。

お客様が抱えていた課題

以下の課題を抱えていました。

  • バッテリー駆動可能な大型AGV向けモーターの必要性
  • よりコンパクトな筐体での旋回機構の実現
  • 多軸駆動による安定した走行制御の実現

当社からの提案内容

当社は1979年に国内で初めてインホイールモーターを開発して以来、AGV向けモーター分野において約50%の国内シェアを確立してきました。この豊富な開発実績とノウハウを活かし、お客様のニーズに最適な製品を提供することができました。

提案した製品の特長

  1. バッテリー駆動対応
    • 効率的な電力管理システムにより、長時間の連続稼働を実現
    • 急速充電にも対応し、稼働時間を最大限確保
  2. コンパクトな旋回機構
    • 独自の設計により、従来比○%のサイズダウンを実現
    • 省スペース化により、AGV本体の小型化にも貢献
  3. 高精度な多軸制御
    • 複数モーターの同期制御による安定走行
    • 精密な位置決め制御が可能

導入効果

本製品の導入により、お客様は以下の効果を得ることができました:

  • 従来の国産AGVでは実現できなかったバッテリー駆動による長時間稼働
  • コンパクトな設計による設置スペースの有効活用
  • 安定した走行性能による作業効率の向上

当社の技術力と豊富な実績を活かし、お客様の課題を解決する最適なソリューションを提供することができました。今後も、物流自動化の発展に貢献できる製品開発を続けてまいります。